芝大神宮~良縁・縁結びにご利益のある「関東のお伊勢さま」です!

芝大神宮はどんな神社?

芝大神宮は大門や新橋といったオフィス街の中にあり、
東京十社にも指定されている都内でもかなり格の高い神社です。

神社の敷地はそれ程大きくないですが、
創建は寛弘二年(1,005年)と、1,000以上年もの歴史をもつ、とても由緒ある有名な神社です。

伊勢神宮と同じ神様「天照大御神」と「豊受大神」をお祀りしていることから、関東のお伊勢さま」としても親しまれています。

主なご利益は良縁縁結び、女性の参拝客も多いです。
また、年始には周辺企業の初詣客で本殿の前から階段の下まで長蛇の列が出来ているのは、年始の風物詩にもなっています。

大門駅や浜松町駅、御成門駅からだと歩いて数分ですが、新橋駅からでも徒歩10分くらいです。
交通の便もいいので、ぜひ次の週末にでもお参りされていてはいかがでしょうか!?

社務所は9時~17時です。

御祭神

■主祭神
・内宮:天照大御神(あまてらすおおみかみ)
・外宮:豊受大神(とようけのおおかみ)

■相殿神
・源頼朝公(みなもとのよりとも)
・徳川家康公(とくがわいえやす)

※鎌倉時代には、源頼朝により篤く信仰され、また、江戸時代には、徳川幕府の保護の下、大いに賑わったそうです。

[outline]

境内

こちらが、芝大神宮の入り口になります。

参道は、商店街の中にあります。

この参道を少し歩くと、立派な鳥居が建っています。

鳥居

鳥居をくぐって、奥の階段を上ってすぐの場所には、狛犬様もいらっしゃいます。

狛犬様

拝殿は、階段を上ると直ぐ目の前に現れるのですが、
その前に、まずは、手水舎でお清めです。

手水舎

手水舎は奥まった場所にあるので、見逃さないでください。

階段を上って左手にあります。

この奥にあります。

お清めを行った後は、拝殿へお参りします。

拝殿

とても美しい拝殿です。
右アングルからも一枚!

芝大神宮には、末社は無いので、参拝はこれで終わりですが、
境内には、力石や、生姜塚貯金塚などというものもあります。

力石


見た目は小さいですが、とても重い石です。
どこの神社でも見かける力石ですが、江戸時代には、この石を持ち上げて力比べを行ったようですね。

生姜塚(しょうがづか)

生姜塚」は、階段の下(鳥居の左手側)にあります。

神社創建時、周辺には生姜畑が広がっていたそうで、その生姜をお供えしたり、食したりすると、風邪をひきにくくなると言われていました。
また、生姜は邪気を払うとも言われている縁起物で、
今では生姜畑は見当たりませんが、社務所で御朱印を頂く際には、生姜飴を一つ頂けました。

因みに、秋に開催される「だらだら祭り」は、生姜市が行われることから「生姜祭り」とも言われています。
江戸時代にあまりにも人手が多くだんだんと祭りの期間が延ばされていったことから、「だらだら祭り」と言われるようになったそうです。

貯金塚

鳥居を挟んで、逆側にあるのが、この「貯金塚」です。

関東大震災の折、多くの人が銀行からお金をおろそうとしたそうですが、
日本政府が銀行に対して「支払い猶予令」を出した為に、ほとんど銀行が貯金の引き出しに応じなかったそうです。

そんな中で、牧野元次郎という方が頭取を務めていた不動貯金銀行のみが貯金の引き出しに応じたことをたたえて建てられた石碑です。

茅の輪

6月に入ると、参道の階段に茅の輪が設置されます。

夏越しの祓(なごしのはらえ)の準備ですね。

夏越の祓とは、茅の輪をくぐり、半年間のけがれを祓うことで、後半の半年間も健康で過ごし、災厄から守ってもらうたに行う夏の行事です。

茅の輪は、八の字の様に、左に一回 → 右に一回 → 左に一回の順に3回くぐります。

夏越の祓は、通常6月30日に執り行われる神事ですが
設置されているのを見掛けたら、ぜひ茅の輪をくぐり、半年分のけがれを落として頂きましょう。

周辺の神社

近くには愛宕神社という、出世にご利益のある有名な神社があります。
そちらも一緒に参拝されることをおすすめします。

また、新橋駅から歩いて数分の場所にある烏森神社もおすすめです。
こちらは、特徴的でカラフルな御朱印を頂くことができ、小さな神社ですが、
参拝客が途切れることが無い人気の神社です。

御朱印


御朱印は書置きでした。
一緒に生姜飴もいただけます。

ご由緒

芝大神宮は、伊勢神宮の御祭神、天照大御神(内宮)、豊受大神(外宮)の二柱を主祭神としてお祀りしています。御鎮座は遠く平安時代、寛弘二年(1005年)一条天皇の御代に創建された由緒あるお社です。

古くは、飯倉神明宮、芝神明宮と称され鎌倉時代においては、源頼朝公より篤い信仰の下、社地の寄贈を受け、江戸時代においては、徳川幕府の篤い保護の下に社頭はにぎわい大江戸の大産土神として関東一円の庶民信仰を集め、「関東のお伊勢さま」として数多くの人々の崇敬を戴きました。その当時の賑わいは、広重の錦絵に窺うことができます。

その後の当宮の社史をみますと、明治、大正、昭和初期の関東大震災、太平洋戦争の激動期においても、数多くの苦難にも耐えて氏子並びに崇敬者に支えられ現在の御社殿に至ります。

参拝時間

社務所受付:9時~17時
御祈祷受付:9時~16時30分

ホームページ

http://www.shibadaijingu.com/

アクセス

最寄り駅

JR山手線・京浜東北線「浜松町駅」北口より徒歩5分
都営浅草線・大江戸線「大門駅」出口A6より徒歩1分
都営三田線 「御成門駅」より徒歩5分

住所・地図

〒105-0012 東京都港区芝大門1-12-7

縁結び・恋愛成就カテゴリの最新記事