大江山の標高640mの場所に建つ「鬼嶽稲荷神社」へ参拝!

今回紹介するのは、福知山市にある鬼嶽稲荷神社(おにたけいなりじんじゃ)です。

大江山の山腹に建てられた神社で、条件さえ合えば雲海も見られる場所にあります。
鬼嶽稲荷神社への参拝を計画されている方は、当記事もチェックして頂けると幸いです。

 

鬼嶽稲荷神社(おにたけいなりじんじゃ)について

鬼嶽稲荷神社は、鬼の伝説で有名な大江山の山腹、標高640m辺りの場所に鎮座される稲荷神社です。

元々は、もっと頂上に近い場所に建てられていたそうですが、のちに現在の場所に移され、その際に京都の伏見稲荷大社より宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)を勧請し、鬼嶽稲荷神社に改名されたそうです。

神社の周辺は雲海を見ることが出来る通名なスポットにもなっています。

私が参拝したのは、5月の、しかも良く晴れた日の日中だったので、雲海は見れませんでしたが、
条件が揃えば、美しい絶景を見ることもできます。
※雲海が良く見れるのは、11、12月の朝方です。

私は実際に見たことがないですが、本当に素晴らしい絶景を目にすることが出来るそうです。

因みに、神社まで移動は、車かタクシーが無いと大変です。
頑張れば、最寄りのバス停「山の家」から1時間くらい歩けば到着しますが、正直しんどいです。

ご祭神

  • 宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)

ご利益

ご祭神の宇迦之御魂神は、五穀豊穣の神様として知られており、養蚕の神稲作の神として古くから信仰の対象となっています。

ご由緒

昔、神社はもっと頂上近くにあったと伝えられており、人々は大江山のことを御嶽と呼んでいました。

社伝では、四道将軍として当地へ来た丹波道主命が、父、日子坐王の旧蹟に神祠を建立したと伝えられています。

社伝が現在地に移されたのは、弘化年間(十九世紀中頃)と思われ、このとき伏見稲荷大社の分霊を勧請し、鬼嶽稲荷神社と名を改めました。

以来、当地方の主産業であった養蚕の神稲作の神として、農民たちの篤い崇敬を受けてきました

鬼嶽稲荷神社へ

今回は、天岩戸神社から鬼嶽稲荷神社へ向かいました。
GoogleMapをナビ代わりにして、車で山道を20分程進んで行くと、ようやく入り口(大江山登山口)が見えてきました。

ここから車で15分程参道を上っていくと、多くの車が停まっているのが見えてきました。

この辺りに車を停めてから歩いて参拝しました。

少し歩くと、ようやく神社の入り口が見えてきました。

で、到着です!

お参りの前には必ず手水舎でお清めを行います。

お清めのあとは、いよいよ参拝です。

こちらが鳥居になります。

鳥居の前で一礼してから奥に進みます。

こちらが社殿です。

一般的な神社の作法に従って、二拝二拍手一拝して参拝しました。

正直、山奥なので、もっとこじんまりとして古びた神社を想像していたのですが、
想定外に手入れの行き届いた、美しい社殿の神社でした。

社務所は、神社の直ぐ隣にありました。

書置きでしたが、こちらで御朱印を頂けました。

この神社の近くには大江山登山道の入り口もありました。

体力に自信のある方は、こちらから大江山に登ってみるのもいい思い出になるかもしれないですね。
もちろん、登山なので軽装備は危険です。
必ず、しっかりと準備しておいてください!

大江山の鬼

丹波国の大江山といえば、酒呑童子(しゅてんどうじ)の住み家だったとも言われており、
鬼の伝説でとても有名な場所です。

車を走らせていると、あちこちに鬼がいるので、それらを見つけながらドライブするのも楽しいです。

一部ですが、写真もアップしておきます。

平家鬼です。


稲荷鬼です。


呑鬼(のんき)です。

鬼の交流博物館の近くには、巨大な鬼の瓦もありました。

平成の大鬼」というらしく、高さ5メートル、重さ10トンもあるそうです。

さすが鬼の街ですね。
至る所に鬼がいました!

時間が無くて行けなかったのですが、
近くには酒呑童子の里などもあり、家族連れで行くと楽しめそうです。

鬼嶽稲荷神社の御朱印

鬼嶽稲荷神社では、書置きになりますが、御朱印もいただくことができます。

鬼嶽稲荷神社の詳細

参拝時間

参拝:参拝時間は自由です。

ホームページ

なし

アクセス

【電車】京都丹後鉄道宮福線「大江駅」下車 車で30~40分くらい
【車】京都縦貫自動車道「舞鶴大江IC」から車で約40分
駐車場はないですが、皆さん、参道の端に寄せて駐車されています。
【バス】福知山市バス 大江線「山の家」下車 徒歩約1時間

地図

〒620-0327 福知山市大江町北原

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