今回は、縁結びの神社として有名な赤坂氷川神社の紹介です。
東京十社にも数えられ、非常に歴史が長く由緒ある神社です。
赤坂氷神社への参拝を計画されている方は、参拝前に当記事もチェックしてみてください。
赤坂氷川神社について
赤坂氷川神社は、東京十社にも数えられ、都内でも人気のある神社の一つです。
創建は951年(天暦5年)と古く、1000年以上の歴史を持つ由緒ある神社です。
主なご利益は良縁・縁結びで、「東京三大縁結び神社」の一つとされている、とても有名なパワースポットです。
結婚式も多く執り行われており、私が訪問した時も袴と白無垢姿のカップルを2組見掛けました。
また、厄除、家内安全、商売繁盛のご利益もあります。
さらに、境内にある大イチョウの木が赤坂氷川神社で一番のパワースポットです。
本殿へお参りした後は、そちらにも立ち寄ってパワーを頂きましょう!
高級住宅街の中にあり、赤坂氷川神社の周辺は木々が多く、空気が変わります。
また、幕末から明治にかけて活躍した勝海舟もこの近くに住んでおり、後で紹介する四合稲荷神社(しあわせいなり)の名付け親でもあります。
歴史を感じられる貴重なスポットでもあり、多くのパワーを頂ける神社でもあるので、ぜひ一度参拝されることをおすすめします。
ご祭神
赤坂氷川神社のご祭神は、
- 素盞嗚尊(すさのおのみこと)
- 奇稲田姫命(くしいなだひめのみこと)
- 大己貴命(おおなむぢのみこと)
です。
縁結びの神社として有名な理由は、
素盞嗚尊と奇稲田姫命がとても仲のいい夫婦であったこと。
また、その二人の子孫が大己貴命で、この大己貴命が縁結びの神様としても有名こと、
に由来します。
因みに、大己貴命は、別名、大国主命(おおくにぬしのみこと)という名があり、
島根の出雲大社や府中の大國魂神社で祀られている神として有名です。
ご由緒
コピペですが、ご由緒も載せておきます。
天暦5年(951年)武州豊島郡一ツ木村(人次ヶ原)に祀られ、1000年以上の歴史を有します。創祀から100年後の治暦2年、関東に大旱魃が発生、降雨を祈願するとそのしるしがあり、以来よく祭事が行われました。
江戸時代に入り、幕府の尊信は篤く、8代将軍 徳川吉宗公が享保元年(1716年)、将軍職を継ぐに至り、同14年(1729年)に老中岡崎城主水野忠之に命じ、現在地(忠臣蔵・浅野内匠頭の夫人、瑶泉院の実家・浅野土佐守邸跡)に現社殿を建立、翌15年(1730年)4月26日に遷座が行われ、28日に将軍直々のご参拝がありました。以降、14代家茂公まで、歴代将軍の朱印状(港区文化財)が下附されました。
赤坂氷川神社の境内
正面の鳥居と参道
赤坂氷川神社への参拝は、こちらの鳥居からです。
正面入り口の鳥居をくぐると、少し長い参道があります。
社殿まで行く途中に、大銀杏(オオイチョウ)や九神社(くじんしゃ)もありますが、
まずは本殿にお参りしてから、訪れることにします。
桜門
で、正面の鳥居をくぐって少し進むと、さらに2つ目の鳥居が見えてきます。
さらにその先に見えているのが、楼門です。
狛犬
こちらは、楼門の手前にいらっしゃる狛犬様です。
手水舎
本殿へお参りする前には、手水舎で手を清めて下さい。
社殿
楼門をくぐると、美しい赤色の社殿が直ぐに見えます。
斜めからも写真を撮ってみました。
大銀杏(オオイチョウ)
境内には、御神木にもなっている大きなイチョウの木もあります。
包丁塚
東参道
正面の参道とは別に、東参道もあります。
東参道入り口の鳥居
東参道
鳥居をくぐると、こちらも少し長い参道があります。
東参道の階段
東参道にある階段です。
この階段を上ると、境内が見えてきます。
東参道側には、四合稲荷神社(しあわせいなり)や西行稲荷(さいぎょういなり)、太鼓橋があるので、
そちらにも忘れずにお参りして下さい。
末社
赤坂氷川神社には、末社もいくつかあります。
九神社(くじんしゃ)
こちらは、表参道から社殿へ移動する途中、左手にあります。
天祖神社、春日神社、鹿嶋神社、八幡神社、諏訪神社、秋葉神社、厳島神社、金刀比羅神社、塞神社の九つの神社を合祀した神社です。
桶新稲荷
こちらは、桶新稲荷です。※調べたのですが、この漢字の読み方は分かりませんでした。
山口稲荷
桶新稲荷と山口稲荷は、現在はその由緒は分からないそうです。
両稲荷共に少し分かりにくい場所にあるので、見過ごさないように注意して下さい。
四合稲荷神社(しあわせいなり)
東側参道にある稲荷神社です。
こちらの神社は、勝海舟が命名したことでも有名で、
元々、古呂故稲荷(ころこいなり)、地頭稲荷(じぬしいなり)、本氷川稲荷(もとひかわいなり)、玉川稲荷(たまがわいなり)の4社が合祀されていたことから、
「四合稲荷」と名付けたそうです。
現在では、鈴降稲荷(すずふりいなり)、縁起稲荷、明徳稲荷も合祀されており、
4社合祀の神社ではないですが、
当時のまま四合稲荷神社として名前が残っています。
西行稲荷(さいぎょういなり)
こちらも、東側参道にある末社で、四合稲荷神社のすぐ隣に鳥居があります。
鳥居をくぐると階段があるので、その階段を上ると西行稲荷があります。
途中、キツネの置物が置かれた小さな洞穴のようなものもあります。
太鼓橋
四合稲荷神社の目の前にある太鼓橋です。
赤坂氷川神社と勝海舟
赤坂氷川神社の近くには、勝海舟邸跡地もあります。
勝海舟の小説を読んでいても赤坂氷川神社の名前はよく出てくるので、
勝海舟と赤坂氷川神社はとてもつながりの深い神社です。
上記にも記載した通り、四合稲荷神社は勝海舟が名付けたことでも有名で、
赤坂氷川神社の御朱印
こちらの神社では、赤坂氷川神社と四合稲荷神社の2種類の御朱印を頂くことが出来ます。
【赤坂氷川神社の御朱印】
【四合稲荷神社の御朱印】
赤坂氷川神社の詳細
参拝時間
参拝時間:6時~17時
お守り、御朱印の授与時間:9時~17時
御祈祷受付:9時30分~16時
ホームページ
https://www.akasakahikawa.or.jp/
アクセス
最寄り駅
[東京メトロ]
千代田線「赤坂駅」より徒歩8分
日比谷線・都営大江戸線「六本木駅」より徒歩8分
南北線「六本木一丁目駅」より徒歩8分
銀座線「溜池山王駅」より徒歩8分
[都バス]
「アークヒルズ前」より徒歩8分
地図
〒107-0052 東京都港区赤坂6-10-12
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