今回は、文京区にある白山神社の紹介です。
紫陽花(あじさい)が有名で、東京十社にも数えられる都内でもとても人気のある神社です。
白山神社へ参拝される方は、その前にぜひ当ブログもチェックしてください。
白山神社(はくさんじんじゃ)について
白山神社は、東京十社にも入っている神社で、加賀の白山比咩神社(しらやまひめじんじゃ)から勧請を受けて本郷元町の地で創建されました。
そのあと、江戸幕府の2代将軍・徳川秀忠によって、一旦、小石川に移設されて、
さらに、そのあと、5代将軍・綱吉によって現在の地に移設されたそうです。
で、白山神社と言えば、紫陽花(あじさい)です。
毎年6月には、境内から白山公園にかけて、約3,000株の紫陽花(あじさい)が咲き誇る「文京あじさいまつり」も開催されます。
「文京あじさいまつり」の時期にのみ解放される「富士塚」も有名で、そちらにも訪問したいものです。
※今回は時期がずれていたので、訪問できなかったのが残念です。
さらに、「文京あじさいまつり」の期間中の日曜日には、「歯ブラシ供養」という珍しい供養も行われます。
予定が合えば、ぜひそちらにも参加したいですね。
※先着100名には、歯ブラシも無料配布されるそうです。
ご祭神
ご祭神は、
- 菊理姫命(くくりひめのみこと)
- 伊弉諾命(いざなぎのみこと)
- 伊弉冊命(いざなみのみこと)
です。
ご由緒
コピペですが、ご由緒も載せておきます。
天暦二年加賀一宮白山神社を現本郷元町に奉勧請す。建武四年足利尊氏公により国家平安御祈願所に命ぜられる。元和二年徳川秀忠公の命に依り巣鴨原へ遷座、慶安四年徳川家綱公の用地と相成り、明暦元年現社地に移奉す。後に五代将軍綱吉公と生母桂昌院の信仰を受け、小石川の鎮守となる。
近年6月には3000株のあじさいが群れ咲き、あじさい神社として都心の新名所でもある。
白山神社の境内
今回は、都営三田線の白山駅からの参拝です。
駅から歩いて数分の場所にあるので、グーグルマップを見ながらであれば、迷わず、直ぐに到着します。
東参道からの参拝になります。
↓
社号碑と鳥居
東側の参道にある社号碑と鳥居です。
通常は、皆さんこちらからお参りされると思いますが、南参道もあるようです。
石段
鳥居をくぐったところにある石段です。
石段を上ったら、早速お参りですが、その前に手水舎で手のお清めを行います。
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手水舎
手水舎で手のお清めを行った後は、拝殿にお参りです。
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拝殿
拝殿の前には、狛犬様もいらっしゃいます。
狛犬
こちらの狛犬様は、なぜか金色に輝いています。
なんか、面白い狛犬様ですね。
こちらの神社の境内には、末社も多くあります。
白山神社の末社
白山神社の境内にある末社へもお参りしましょう。
関東松尾神社
まずは、松尾神社です。
京都にある松尾神社の総本宮「松尾大社」は何度か参拝したことがあるのですが、白山神社に末社があるとは知らなかったです。
こちらの関東松尾神社は、江戸時代に京都の松尾大社の御分霊を勧請して、建てられたそうです。
松尾大社といえば、お酒の神様としても有名ですが、関東松尾神社でも、奉納された大量の酒樽が並べられていました。
次は、合祀殿へお参りです。
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合祀殿
富士浅間社、稲荷社、三峯社、玉津島社、天満天神社、山王社、住吉社が合祀されています。
合祀殿のあとは、続いて、境内社へお参りです。
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境内社
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八幡神社
白山神社がこの土地に遷座するよ前から祀られていた地主神が、この八幡神社とのことです。
最後は、稲荷神社です。
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稲荷神社
稲荷神社は少し分かりにくいところにありますが、
東参道から入って少し進んだ所で右手に見えます。
こちらの神社の境内自体は、あまり広くないのですが、意外に末社も多く、いろいろなご利益を頂けそうですね。
境内には、他にも、白旗桜や富士塚参道、紫陽花の時期にしか見れないですが、富士塚、孫文先生の座碑などがあります。
折角なので、写真もアップしておきます。
その他の見どころ
白山神社には、他にも見どころがたくさんあります。
お時間のある方は、ぜひゆっくり回ってください。
白旗桜(しらはたざくら)
こちらは、八幡神社の前にあるご神木「白旗桜」で、
「江戸三名桜」の一つにも数えられており、また、国の天然記念物にも指定されています。
因みに、この桜の木が「白旗桜」と呼ばれるようになったのは、
源義家が奥州征伐に向かう途中、桜に源氏の白旗を立て、戦勝祈願したことに由来するそうです。
富士塚参道
この先に行くと、富士塚がありますが、「文京あじさいまつり」の時期にしか解放されていないようです。
絵馬掛
孫文先生の座碑
石段を上ると、直ぐ左手に孫文先生の座碑もあります。
孫文と言えば、辛亥革命(しんがいかくめい)で有名ですね。
恐らく、学生の時に、歴史の授業で習った方もいらっしゃるのではないでしょうか。
孫文は、ここ白山神社にある石の上に座って、宮崎滔天(みやざき とうてん)と中国の将来と革命について語り合ったそうで、
その石の場所に座碑が建っています。
最後に
白山神社と言えば、紫陽花(あじさい)です。
来年は、必ず紫陽花が咲いている6月に行こうと思います。
紫陽花と神社がコラボした写真を撮れるのが楽しみです。
白山神社の御朱印
こちらの神社の御朱印は、書き置きの物になります。
白山神社の詳細
参拝時間
社務所受付:10時~16時
御祈願受付:10時~16時(要予約)
アクセス
最寄り駅
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都営三田線「白山駅」より徒歩2分
[東京メトロ]
南北線「本駒込駅」より徒歩7分
>地図
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〒112-0001 東京都文京区白山5-31-26
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