日本橋に鎮座されている東京水天宮(すいてんぐう)の紹介です。
安産で有名な神社で、安産祈願のために多くの方が参拝されています。
東京水天宮への参拝を計画されている方は、ぜひチェックしてください。
東京水天宮(すいてんぐう)について
参拝して驚いたのが、思いのほか近代的な神社だったことです。
都心にある神社!という感じがして、今回は楽しく参拝出来ました。
水天宮の総本宮は久留米にあり、天御中主大神(あめのみなかぬしのかみ)、安徳天皇、建礼門院、二位ノ尼の4柱をお祀りされている神社です。
こちらの東京日本橋にある水天宮も久留米から御分霊を勧請されています。
※元々は芝赤羽根橋にある久留米藩上屋敷内へ勧請されたのですが、明治に入ってから日本橋に移されたそうです。
で、水天宮と言えば「安産祈願」「子授け祈願」の為に参拝される方が多く、
都内で安産祈願と言えば、恐らく水天宮が一番有名で、
安産祈祷や安産御守(御子守帯)が人気です。
因みに、「戌の日」の安産祈願の参拝は人気の為に込み合うこともあるので、時間に余裕をもって参拝されることをおすすめします。
戌はお産が軽く、一度に多くの赤ちゃんを産むことから、安産の象徴とされておりて、
その力にあやかろうと、多くの方が「戌の日」に安産祈願されます。
ご祭神
ご祭神は、
- 天御中主大神(あめのみなかぬしのおおかみ)
- 安徳天皇(あんとくてんのう)
- 建礼門院(けんれいもんいん)
- 二位ノ尼(にいのあま)
の4柱様です。
ご由緒
コピペですが、ご由緒も載せておきます。
文政元年(1818年)久留米藩の時の殿様有馬頼徳(よりのり)公が、領地久留米水天宮の御分社を三田赤羽の有馬藩邸に建てたのが創めです。明治元年有馬邸が青山に移ると共に青山へ、さらに明治五年現在地に移りました。
東京水天宮の境内
今回は、半蔵門線の水天宮前駅から向かったので、駅を出て徒歩1分くらいで到着しました。
で、こちらから参拝しました。
奥の階段を上っていくと、まず大きな鳥居があります。
鳥居と本殿
この日は節分ということもあり、多くの方が参拝されていました。
鳥居の前には、狛犬様もいらっしゃいます
で、鳥居の左手に手水舎があるので、お清めを行います。
お清めが終われば、さっそく本殿にお参りです。
寳生辨財天(ほうしょうべんざいてん)
境内には、寳生辨財天もご鎮座されています。
久留米藩の上屋敷に水天宮と一緒に市杵島姫(いちきしまひめ)も祀られていて、
そちらが水天宮と一緒に今の日本場所の地に移されたそうです。
学業、芸能、金運のご利益を得られるので、こちらにも忘れずにお参りしましょう。
末社
こちらは、水天宮の境内に祀られている末社で、
左から秋葉神社、火風神社、高尾神社がご鎮座されていました。
子宝いぬ
子宝の象徴、犬の像です。
子犬を優しく見つめるお母さん犬の顔が印象的です。
犬の周りには十二支の玉が埋め込まれていて、自分の干支を撫でると、安産、子授けなどご利益を頂けるようです。
安産子育河童
こちらは手水舎の近くにある安産子育河童です。
肩と胸と足元に赤ちゃんがしがみついていて、その赤ちゃんをやさしく見つめるお母さん河童の像です。
※河童は、水天宮の神使とされています。
参拝を終えた後は、御朱印を頂いてから帰りました。
帰りは、別の方向から出ました。
東京水天宮の御朱印
東京水天宮では4種類の御朱印をいただけますが、今回は「水天宮」と「寳生辨財天」の2種類のみを頂きました。
他2種類は、書置きのみでお渡しのことでした。
初穂料は、それぞれ500円で、8時から18時の間で頂けます。
東京水天宮の詳細
参拝時間
開門時間:7時~18時
神札所:8時~18時
祈祷受付:8時~15時30分(戌の日は16時まで)
ホームページ
アクセス
最寄り駅
東京メトロ半蔵門線 水天宮前駅(5番出口)より徒歩1分
東京メトロ日比谷線 人形町駅(A1出口)より徒歩6分
都営地下鉄浅草線 人形町駅(A3出口)より徒歩8分
都営地下鉄新宿線 浜町駅(A2出口)より徒歩12分
地図
〒103-0014 東京都中央区日本橋蛎殻町2丁目4−1