今回は、品川区にある荏原神社(えばらじんじゃ)の紹介です。
南品川の鎮守とも呼ばれ、多くの武家からの信仰を集めていました。
荏原神社へ参拝される方は、当記事もチェックしていただけると幸いです。
荏原神社(えばらじんじゃ)について
荏原神社は、元々は品川貴船社と呼ばれていましたが、明治8年に荏原神社へ改称されています。
また、源氏、上杉氏、徳川氏など多くの武家の信仰を受けて、南品川の鎮守とも称されています。
※同じ地区内にある品川神社が「北の天王社」と称されるのに対して、荏原神社は「南の天王社」とも称されています。
荏原神社の歴史は古くは、
709年(和銅2年)に丹生川上神社より水神である高龗神を勧請し創建されたのが始まりとされています。
1,400年以上もの歴史のあるとても古い神社です。
さらには、1029年には伊勢神宮より天照皇大神と豊受姫之命を、1274年には京都の八坂神社より牛頭天王も勧請されています。
荏原神社では「当社に祈願すれば叶わぬことはない」とも言われており、
勝運、学問、商売繁盛、交通安全、病気平癒、家内安全、恋愛成就、縁結びなど様々なご利益を頂くことが出来ます。
因みに、1月下旬から2月上旬には境内にある寒緋桜(カンヒザクラ)が見頃を迎えるので、
その時期にお参りされるのもおすすめです。
ご祭神
- 高龗神(たかおかみのかみ)
- 天照皇大神(あまてらすおおみかみ)
- 須佐之男尊(すさのおのみこと)
- 豊受姫之命(とようけひめのみこと)
- 手力雄之尊(たぢからおのかみ)
- 大鳥大神
- 恵比寿神
ご利益
荏原神社で頂ける主なご利益はこちらです。
- 勝運
- 学問
- 商売繁盛
- 交通安全
- 病気平癒
- 家内安全
- 恋愛成就、縁結び
頂けるご利益がたくさんありますね。
荏原神社にお祈りすれば叶わない願いは無いとも言われています。
ご由緒
コピペですが、ご由緒も載せておきます。
荏原神社は元明天皇の御代、和銅2年(709年)9月9日に、奈良の元官幣大社・丹生川上神社より高龍神(龍神)を勧請し、長元2年(1029年)9月16日に神明宮、宝治元年(1247年)6月19日に京都八坂神社より牛頭天王を勧請し、古より品川の龍神さまとして、源氏、徳川、上杉等、多くの武家の信仰を受けて現在に至っています。明治元年には、准勅祭社として定められました。神祗院からは府社の由来ありとされました。現在の社殿は弘化元年(1844年)のもので、平成20年で164年を迎えました。
往古より貴船社・天王社・貴布禰大明神・品川大明神と称していましたが、明治8年、荏原神社と改称。旧荏原郡(品川、大田、目黒、世田谷)の中で最も由緒のある神社であったことから、荏原郡の名を冠した社号になりました。神殿に掲げる荏原神社の扁額は、内大臣三条実美公、貴布禰大明神の扁額は、徳川譜代大名源昌高のお染筆です。
古より当社に祈願すれば叶わぬことは無いといわれ、勝運、学問、商売繁盛、交通安全、病気平癒、家内安全、恋等に特別の御神徳があります。
荏原神社の境内
参拝
参拝はこちらの鳥居からです。
鳥居の前で一礼してから参拝を開始です。
鳥居の側には恵比寿様もいらっしゃったので、写真を一枚。
荏原神社では、東海七福神の一柱の恵比寿様もお祀りしています。
商売繁盛の神様として有名ですね。
参拝の前には、必ず手水舎でお清めを行います。
お清めが終われば、さっそく参拝です。
↓
こちらが拝殿です。
立派な拝殿です。
もう少し近づいてもう一枚。
境内社
境内の隣には、末社もあります。
末社への参拝はこちらの鳥居からです。
左から、八幡宮、稲荷神社、熊野神社になります。
寒緋桜(カンヒザクラ)
境内には御神木の桜の木もあります。
寒緋桜(カンヒザクラ)と呼ばれる早咲き桜で、例年だと1月下旬から2月上旬が見頃です。
この寒緋桜が見頃になる季節に合わせて参拝してみるのもおすすめです。
プレスリリース|品川区
鎮守橋
神社の手前には鎮守橋という朱色の橋が掛かっています。
参道へ続く橋です。
せっかくなのでこちらの橋を渡ってお参りしましょう!
荏原神社の御朱印
荏原神社で頂いた御朱印がこちらです。
※御朱印は書置きになります。
それと、正月期間中(元旦~1月15日)には恵比須様の御朱印も頂けるそうです。
荏原神社の詳細
参拝時間
参拝:24時間可能
社務所受付:9:00~17:00
ホームページ
http://www.ebarajinja.org/top.html
アクセス
最寄り駅
・京浜急行本線「新馬場駅」北口より徒歩5分
地図
〒140-0001 東京都品川区北品川2-30-28