世田谷区太子堂にある太子堂八幡神社(たいしどうはちまんじんじゃ)の紹介です。
月替わりで頂ける御朱印が人気で、神社好きの間ではとても有名な神社です。
太子堂八幡神社へ参拝される方は、当記事もチェックして頂けると幸いです。
太子堂八幡神社(たいしどうはちまんじんじゃ)について
太子堂八幡神社は、世田谷区太子堂にご鎮座されている神社で、
月替わりの御朱印とうさぎで有名な神社です。
うさぎが出迎えてくれる!という訳ではないですが、
境内の一角で飼われているので、癒しのスポットにもなっています。
世田谷線の西太子堂駅から徒歩5分、三軒茶屋駅からでも10分で移動できるので、
交通の便もいいです。
それで、太子堂八幡神社がどういう神社かというと、
名前の通りですが、大分の宇佐神宮を総本宮とすると八幡さま、いわゆる誉田別尊(応神天皇)をお祀りされている神社です。
創建された詳細な年は不明でした。
ただ、平安後期に源氏が陸奥の豪族「安部氏」討伐の為に出征した際に、
先勝祈願の為に立ち寄ったと伝えられていることから、1051年よりも前に創建されたものと考えられています。
元々は当地を開拓した先祖をお祀りされていたそうですが、のちの1592~1596年に八幡神社として建立されたそうです。
ご祭神
- 誉田別尊(ほむたわけのみこと)
誉田別尊は、第15代 応神天皇(おうじんてんのう)と同一神と言われています。
ご利益
太子堂八幡神社で頂ける主なご利益はこちらです。
- 必勝祈願
- 厄除け
- 家内安全
- 交通安全
- 安産
ご由緒
コピペですが、ご由緒も載せておきます。
今から千年ほどの昔平安時代の終わり頃、陸奥(宮城・岩手)の豪族安倍氏の反乱(前九年の役)を源頼義・義家親子が征伐におもむく途中、鎌倉道に面したこの神社に戦勝を祈願し、杯を交わし休憩をしたと伝えられています。
正確な文献の資料はありませんが、このことから永承六年(1051年)以前には、この地の守り神としてこの神社の歴史が始まっていたと考えられます。
ご祭神は、当初はこの地を開拓した先祖をこの地の守護神としていたと考えられますが、後に源氏の氏神となった八幡神が、源氏の関東での領地拡大に伴い、しだいにその地の守り神として祀られるようになったことにより、この社にも八幡神がまつられるようになったと思われます。
源頼朝による幕府政治が鎌倉に始まり、さらに室町時代には世田谷を始め近隣の土地を領地とした吉良氏や、江戸幕府を開いた徳川氏の源氏一門の八幡神への信仰の影響もあって、世田谷には八幡神社が多くあります。(50社中12社)
当神社も円泉寺の記録によれば、文禄年間(1592~1596年)に八幡神社として建立されたとあります。豊臣秀吉が小田原の北条氏を滅ぼし、全国統一をした後の頃になりますが、北条氏の家臣の一団がこの土地に移り、草分けとして開拓を進めた頃のことです。おそらくその頃に社殿が神社らしく整えられたことにより、その時代の創立とされたのでしょう。
太子堂八幡神社の境内
太子堂八幡神社への参拝は、こちらの鳥居からです。
一礼してから鳥居をくぐり、奥へと進んで行きます。
鳥居をくぐると、左手に社務所があります。
こちらで御朱印を頂けますが、
先に参拝を済ませてからになるので、このまま進みます。
こちらの階段を上って参拝します。
階段を上りきると、左手に手水舎があります。
まずは、こちらでお清めを行います。
手水舎の前には狛犬様もいらっしゃいました。
こちらが拝殿です。
二拝二拍手一拝で静かにお祈りします。
拝殿に向かって右手には小さな小屋があり、おみくじや絵馬などが置かれています。
拝殿に向かって左手にあるのが、「相生の榊」です。
「相生」とは、同じ根から二本の幹が出ていることから、仲睦まじい様子を表しています。
その為、縁結びや夫婦和合のご利益を頂くことができます。
「相生の榊」の前には、神楽殿もありました。
中には、招き猫やうさぎの人形が置かれていて、なにやらとても楽しそうな雰囲気でした。
この後は、太子堂八幡神社のアイドル(うさぎ)を見に行きました。
うさぎ小屋があるのは、手水舎の後ろです。
↓
近づいてみると、ぽっちゃりとして、暖かそうなうさぎがいました。
こちらの小屋にいるのは、ピータン(♂)とハッチー(♀)の2羽です。
写真に写っているのは、たぶんハッチーの方です。
都会で暮らしていると、毎日ストレスが充満してしまうので、
そんな大人には最高の癒しですね!
因みに、隣にもう一つ小屋があり、
そちらでも数匹のうさぎとインコが飼われていました。
↓
境内には、末社も3社あります。
そちらにもお参りします。
まずは、弁天社です。
入り口の鳥居の手前にあります。
弁財天といえば、しゃもじを奉納することでも有名ですね。
こちらの弁天社でも、多くのしゃもじが奉納されていました。
弁天社でお祀りされている弁天様は、七福神の1柱としても有名ですね。
弁天様は財宝の神様としても祀られているので、お参りするといいことがありそうですね!
こちらは稲荷神社です。
稲荷神社は、本殿に向かって右側進んで行くとあります。
こちらでは、お稲荷様としても有名な宇伽之御魂命(うかのみたまのみこと)をお祀りされています。
穀物や食物の神様で、五穀豊穣、商売繁盛などのご利益を頂けます。
手水舎の直ぐそばにあるのが、鹽竈神社(しおがまじんじゃ)・出羽三山神社(でわさんざんじんじゃ)の合祀殿です。
【鹽竈神社】
鹽竈神社では、主祭神として鹽土老翁神(しおつちのかみ)をお祀りしているほか、
武神として名高い武甕槌神(たけみかづちのかみ)と経津主神(ふつぬしのかみ)もお祀りされています。
因みに、鹽土老翁神とは、人々に塩の作り方を教えたとされる神様です。
【出羽三山神社】
出羽三山神社は、山形県にある有名な神社で、
出羽三山とは、月山、羽黒山、湯殿山の総称になります。
月読神、伊波神、稲倉魂命、大山祇神、大己貴命、少彦名命をお祀りされています。
お参りのあとは、鳥居の側にあった社務所で御朱印を頂いて帰りました。
太子堂八幡神社の御朱印
太子堂八幡神社では、月替わりで様々な御朱印を頂くことができます。
また、限定御朱印なども多いので、御朱印を楽しみ神社巡りをされている方にもおすすめの神社です。
私が頂いた御朱印もアップしておきます。
太子堂八幡神社の詳細
参拝時間
太子堂八幡神社 開門時間:5:30 ~ 19:00
社務所受付時間:9:00 ~ 17:00
ホームページ
https://www.taishido-hachiman.or.jp/
アクセス
最寄り駅
・東急世田谷線「西太子堂駅」から徒歩5分
・東急電鉄田園都市線「三軒茶屋駅」から徒歩10分
住宅街の中にあるので、三軒茶屋駅から向かわれる場合は迷ってしまう可能性もあります。
その場合は、GoogleMapを確認して移動されることをおすすめします。
地図
〒154-0004 世田谷区太子堂 5-23-5