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亀戸天神社(亀戸天満宮)について
亀戸天神社といえば、
学問の神様としても知られている菅原道真公をお祀りしている神社で、
湯島天満宮、谷保天満宮と共に関東三大天神の一つに数えられています。
その為、受験シーズンの1月、2月には多くの受験生が参拝に訪れることで有名です
また、境内にある「太鼓橋」は歌川広重(安藤広重)の『名所江戸百景』シリーズにも描かれており、
見所の一つとなっています。
さらに、藤の名所ととしても有名で、4月下旬から開催される「藤まつり」の時期には、境内に咲く藤の花を見ようと、多くの参拝客が訪れます。
他にも、2月上旬~3月上旬には「梅まつり」、10月下旬~11月下旬には「菊まつり」も開催されているので、
それぞれの時期に参拝されることをおすすめします。
その他にも、
境内から見えるスカイツリーや、
境内のあちこちにある石碑(せきひ)や灯篭(とうろう)、
カメが甲羅干しをしている大きな池
など、多くの見所のある神社です。
御祭神
■御祭神は、天満大神(菅原道真公)
■相殿は、天菩日命(菅家の祖神)
ご利益
合格祈願、学業成就のご利益が有名です。
また、境内の摂社・末社にもお参りすれば、様々なご利益を頂くことが出来ます。
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境内
参拝ルート
参拝は、表参道にある朱色の大きな鳥居です。
鳥居をくぐると、太鼓橋と呼ばれる3本の赤い橋(男橋、平橋、女橋)があります。
男橋
↓
平橋(ひらばし)
↓
女橋
と進んだ先に本殿が見えてきます。
因みに、これらの3本の橋は、それぞれ過去(男橋) → 現在(平橋) → 未来(女橋)を表しており、
人の一生に見立てられています。
女橋を越えると、右手に手水舎があります。
こちらでお清めを行います。
お清めを行った後は、そのまま拝殿に行き参拝を済ませます。
とても立派な拝殿です。
拝殿で参拝した後は、境内にある各スポットへを廻ってみました。
御神牛(しんぎゅう)
本殿のすぐ隣にある牛の銅像です。
牛は天神様の使いとして信仰されており、
神牛に触れることで病気を治し、知恵を授かると言われいます。
天神様の像(五歳の菅公)
鷽の碑
「鷽」は「うそ」と呼び、あまり聞いたことのない名前ですが、スズメ目に分類されている鳥です。
鷽は幸運を招く鳥とされているそうで、毎年1月には「うそ替え神事」という縁起物の行事も実施されているので、
亀井戸跡
亀井戸跡です。
境内の目立たないところにあるので、見逃さないように気を付けてください。
おいぬさま
亀井戸跡のすぐそばにあります。
雪を被っているように見えますが、被ってるのは大量の塩です。
塩を掛けてお祈りするとご利益があるらしくて、
病気治癒、商売繁盛のご利益を頂くことが出来るそうです。
摂末社
弁天社
太宰府天満宮の志賀社を勧請した神社で、七福神の一柱である弁天様をお祀りしています。
福徳福智、芸能成就のご利益を頂けます。
御嶽神社(みたけじんじゃ)
菅原道真公の学問の先生「法性坊尊意僧正」をお祀りされています。
商売繁盛や開運、火災除、雪除のご利益を頂くことが出来ます。
花園社(はなぞのしゃ)
菅原道真公の奥さん(島田宣来子)とお子さんを祭っているそうです。
安産、子宝、育児、立身出世のご利益を頂くことが出来ます。
境内から見えるスカイツリー
境内からはスカイツりーが綺麗に見え、人気の写真スポットにもなっています。
亀戸天神と藤(ふじ)
亀戸天神といえば、藤がとても有名です。
スカイツリーと藤の花のコラボです。
御朱印
ご由緒
学問の神様、菅原道真公(天神様)を祀る。
寛文二年(1662)菅家の後裔、菅原大鳥居信祐公が九州の太宰府天満宮より勧請、地形をはじめ社殿や楼門、太鼓橋など境内の結構をすべて太宰府の社にならって造営したのを起源とする。
爾来、亀戸宰府天満宮とも号され、朝野の信仰厚く、また、行楽の名勝地としても喧伝され、杖をひく人跡を絶たない繁栄をみせ、江戸庶民信仰の本源として関東天神信仰の中枢を占めている。
春は梅花に藤の花、秋は菊花—四季折々の彩りは、まさに“花の天神様”というにふさわしい
参拝時間
御本殿 :6:00 ~ 17:00(午前6時 ~ 午後5時)
神社境内:24時間出入り可能
年末年始:12月31日の午前6時に開門 → 元旦の午後9時頃に閉門
ホームページ
アクセス
最寄り駅
JR総武線「亀戸駅」北口より徒歩15分
JR総武線「錦糸町駅」北口より徒歩15分
東京メトロ半蔵門線「錦糸町駅」北口より徒歩15分
都バス「亀戸天神前」下車すぐ
地図
〒136-0071 東京都江東区亀戸3丁目6番1号