今回は、中野にご鎮座されている多田神社(ただじんじゃ)の紹介です。
勝負運や勝運で有名な神社で、源満仲をお祀りしています。
多田神社への参拝を計画されてる方は、ぜひ当記事もチェックしてください。
多田神社(ただじんじゃ)について
多田神社の創建は1092年と古く、1,000以上も前に作られた由緒ある神社です。
源満仲(多田満仲)をご祭神としてお祀りしている神社で、
その子孫に当たる「頼義、義家」父子が「奥羽の地」に出征し勝利した帰途、
源満仲をお祀りするために雑色村に祠を建てたことが始まりとされています。
その為、勝負運や勝運のご利益で有名です。
因みに、源満仲は清和天皇の子孫にあたる人物で、清和源氏の流れに属する人物です。
※鎌倉幕府を開いた源頼朝も清和源氏の流れをくむ人物です。
ご祭神
- 源満仲(多田満仲)
※「みなもとのみつなか」と読みます。
ご利益
多田神社の主なご利益は、
- 勝負運
- 勝運
- 家運隆昌
などです。
ご由緒
コピペですが、ご由緒も載せておきます。
満仲公は第56代清和天皇の御曽孫多田源氏の祖神である。幼少より文武両道に秀で国家に凛然として輝き、武門の棟梁たる勅諚を賜り国家鎮護の大任を課されたのみならず、或は沼地を開拓して広大なる田畑を造成し、或は河川を改修して農耕の拡大に寄与し、併せて源氏興隆に確固たる基礎を築かれた。
またその威力は関東に及び、特に雑色村の文化向上に尽くされた事蹟は尠少ではない。仍って時の里人の敬慕浅からぬものがあった。その第2子は歴史上著名な頼光公であり、第4子頼信公は平忠常を討ち関東を平定した。続いて頼義、義家の父子二公は前九年後三年の両役に大軍を率いて、奥羽の地に赴きその凱旋の帰途、寛治6年(1092年)祈願達成の報賽として大宮八幡宮に神鏡を献じ、別当宝仙寺を建立すると共に大宮八幡宮造建の時の八幡宮神供の雑色料の地である当地に日頃淑敬する満仲公の祠を建てたところ雑色村の鎮守社として住民に崇敬せられてきたということが「武蔵名勝図会」に記されている。新編武蔵風土記稿には「多田権現稲荷合社」と記されている。
多田神社の境内
参拝
参拝はこちらの鳥居からです。
境内はさほど広くないですが、少し進むと大きな御神木もあります。
御神木の側には、2つ目の鳥居もあります。
この2つ目の鳥居をくぐった先に拝殿があるのでさっそく参拝です。
が、まずは手水舎でお清めを行います
で、お清めの後、拝殿に移動して祈願します。
右斜めの角度からも一枚!
境内には末社もあります。
↓
境内社
多田神社の境内社も紹介しておきます。
多田稲荷神社
まずは、多田稲荷神社です。
名前の通りですが、お稲荷様をお祀りしています。
お稲荷様というのは通称で、正式には「宇迦之御魂大神(うかのみたまのおおかみ)」または「保食命(うけもちのみこと)」というお名前の神様で、五穀豊穣や衣食住、商売繁盛などの神様として知られています。
三社合祀(榛名神社・御嶽神社・阿夫利神社)
次は、榛名神社(はるなじんじゃ)、御嶽神社(みたけじんじゃ)、阿夫利神社(あふりじんじゃ)の3社が合祀された神社です。
お祀りしている神様とご利益は以下です。
■榛名神社
ご祭神:火産霊神(ほむすびのかみ)、埴山毘売命(はにやまひめのみこと)
ご利益:かまど(台所)とご不浄(お手洗い)を守る
■御嶽神社
主神:櫛真知命(くしまちのみこと)/配神:大己貴命(おおむなむちのみこと)、少彦名命(すくなびこなのみこと)
ご利益:火災・盗難除け
■阿夫利神社
ご祭神:大山祇命(おおやまつみのみこと)
ご利益:雨降山とも呼ばれ、雨乞いの神
多田神社の御朱印
初穂料は500円です。
こんな可愛い小物も一緒に頂けます!
多田神社の参拝時間
参拝時間
参拝:24時間可能
お守りなどの授与:日が出ている間のみ
ホームページ
アクセス
最寄り駅
・丸の内線「方南町駅」2番出入口(東口)より徒歩7分
・京王線「笹塚駅」より徒歩17分
地図
〒164-0014 東京都中野区南台3-43-1