【福知山市】豊受大神社(元伊勢外宮)~元伊勢三社参り

【福知山市】豊受大神社(元伊勢外宮)~元伊勢三社参り

【福知山】豊受大神社(とゆけだいじんじゃ)について

元伊勢三社の一社 豊受大神社の紹介です。

元伊勢三社とは、京都府福知山に鎮座されている豊受大神社(元伊勢外宮)、皇大神社(元伊勢内宮)天岩戸神社の三社の総称です。
福知山の神社巡りでは、この元伊勢三社参りがとても人気で、その一社目が豊受大神社です。

伊勢神宮外宮の元になった神社と言われており、
全国的には知名度の低い神社ですが、非常に重要な神社と言えます。

お祀りしているのは丹後地方に降臨された「豊受大神(とようけおおかみ)」で、農業の神様・五穀の神とされており、
天照大御神のお食事を司る御饌都神として、現在は伊勢神宮の外宮でお祀りされてる女神様です。

御祭神

■主祭神
・豊受姫命(とようけひめのみこと)

■相殿神
・日子番能邇邇芸尊(ひこほのににぎのみこと)
・天児屋根命(あめのこやねのみこと)
・天太玉命(あめのふとだまのみこと)

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参拝

豊受大神社へは車があると便利ですが、
電車だと「大江高校前駅」で降りて、そこから徒歩で15分程掛かります。

私は車で参拝することにしました。

大江山方面に向かって車を走らせていると、神社の社号が見えてきます。
豊受大神社の社号

駐車場があるので、車を停めてさっそくお参りです。
豊受大神社の敷地

こちらの階段を上っていきます。
豊受大神社の階段

階段上ると境内の案内板があります。
豊受大神社 案内板
せっかくなので、この案内板に沿ってお参りします。
ということで、「手水舎→本殿→土宮→多賀宮→御幸神社→月宮→の杉→風宮」の順番にお参りしていきます。

まずは、手水舎でお清めを行います。
豊受大神社の手水舎

手水舎の側には黒木鳥居と呼ばれる珍しい鳥居があります。
豊受大神社の黒木鳥居
黒木鳥居とは、樹皮の付いたままの丸太を組み合わせて作られた鳥居で、日本最古の鳥居の形式です。
全国的にも数は少ないのですが、京都の野々宮神社や皇大神社(元伊勢内宮)の黒木鳥居が有名です。

この鳥居の前で一礼して、奥に進んで行きます。

境内を道なりに進んで行くと、本殿が見えてきます。
豊受大神社の境内

境内には多くの境内社がありますが、
案内板の通りにまずは本殿からお参りします。
豊受大神社の本殿
他の多くの神社のように立派な拝殿があるわけでもなく非常にシンプルでこじんまりとした造りですが、
その分、神様との距離が近いのかもしれないですね。

なので、きちんとお参りして、神様へ挨拶するようにしましょう!

本殿の次は土宮へ参拝です。
※土宮は、本殿に向かって右手にある神社です。
土宮

次は、多賀宮です。
※多賀宮は、本殿に向かって左手にあります。
多賀宮

御幸神社です。
※御幸神社は、多賀宮の左側にあります。
御幸神社

月宮です。
※月宮は、本殿に向かって左手奥にあります。
月宮

御神木龍燈の杉です。
豊受大神社の御神木(龍燈の杉)
樹齢1500年を超えるご神木と言われており、
「節分の深夜、龍神が燈火を献ずる」という言い伝えがあります。

龍燈の杉の前には、御神木の龍燈の桧もあります。
豊受大神社の御神木(龍燈の桧)

風宮です。
※月宮は、本殿に向かって右手奥にあります。
風宮

案内板の通りに進むと、境内にある主な神社の参拝これで終わりです。
ただ、境内には他にも多くの末社があるので、お時間のある方はぜひお参りして下さい。
豊受大神社の多くの末社

豊受大神社の多くの末社

因みに、末社は本殿を囲んでコの字形に配置されていて、37社もあるそうです。

御朱印

豊受大神社の御朱印

ご由緒

ご由緒はコピペですが、載せておきます。

延暦23年(804年)の『止由気宮儀式帳』に、雄略天皇が天照坐皇太神の夢託を蒙り、御饌都神(みけつかみ)として等由気太神(豊受大神)を丹波国から伊勢に迎えたのが外宮であると記す。それに基づいて当神社は雄略天皇22年に伊勢へ遷座したその故地であるという(『丹後風土記』)。あるいは、元鎮座地は比沼麻奈為神社(現京丹後市峰山町久次に鎮座)であるが、雄略天皇22年に伊勢へ遷座する途中で当神社の地にしばらく鎮座し、その跡地に建立したものであるともいう(『加佐郡誌』)。また、それとは別に、用明天皇の第3皇子である麻呂子親王が当地の鬼を退治するに際して、内宮(現皇大神社)とともに勧請したものであるとの異伝もある(宝暦11年(1761年)の『丹後州宮津府志』))。
近世以前の沿革は不明であるが、江戸時代には明暦2年(1656年)に宮津藩主京極高国が将軍家綱の疱瘡平癒を祈願して社殿を造営し(社蔵棟札)、延宝5年(1677年)に同永井尚長が4石6斗4升2合の社領を寄せ、以後藩家は変わりながらも歴代藩主の社参や代参、寄進等の崇敬を受けたという。
昭和5年(1930年)府社に列し、戦後は神社本庁に参加している。

参拝時間

参拝:参拝時間は自由です。

ホームページ

なし

アクセス

【電車】京都丹後鉄道宮福線「大江高校前駅」下車 徒歩15分くらい
【車】京都縦貫自動車道「舞鶴大江IC」から車で約15分
※無料の駐車場もあります。
【バス】福知山市バス 大江線「外宮」下車 徒歩約10分

地図

〒620-0325 福知山市大江町天田内60

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