【杉並区阿佐谷南】馬橋稲荷神社~双龍鳥居と三ツ鳥居でご利益アップ

【杉並区阿佐谷南】馬橋稲荷神社~双龍鳥居と三ツ鳥居でご利益アップ

南阿佐ヶ谷にご鎮座されている馬橋稲荷神社(まばしいなりじんじゃ)のご紹介です。

双龍鳥居と三ツ鳥居が特徴の神社で、地域の住民を中心に多くの方が参拝されています。
馬橋稲荷神社へ参拝される方は、当記事もチェックしてみましょう。

 

馬橋稲荷神社(まばしいなりじんじゃ)について

詳細な時期は不明ですが、馬橋稲荷神社は鎌倉時代末期に創建されたと言われている神社です。
旧馬橋村の鎮守として創建され、地域住民により信仰されてきました。

明治になってからは、馬橋村周辺に鎮座されていた御嶽神社白山神社天神社水神社も合祀され、
合祀当時は、五社神社とも呼ばれていたそうです。

その後、昭和40年に「馬橋」という地名がなくなるのを惜しんで、「馬橋」という名を後世に残すために、馬橋稲荷神社という社名に改称されました。

南阿佐ヶ谷の住宅街の中に堂々とご鎮座されており、最寄り駅は阿佐ヶ谷駅高円寺駅です。
※両駅から中間くらいの場所にあります。

個人的に神社の一番の見どころと思っているのは二の鳥居で、双龍鳥居というとても珍しい鳥居です。
鳥居の両柱に龍が巻き付いているのが特徴で、都内には馬橋稲荷神社と品川神社宿鳳山高円寺境内の稲荷社の3か所にしかないそうです。

また、
巨大な岩から水が流れ落ちる手水舎や朱色の美しい随神門三ツ鳥居も、見どころです。
ぜひじっくりと眺めて頂きたいです。

御祭神

  • 宇迦之魂神(うかのみたまのかみ)
  • 大麻等能豆神(おおまとのづのかみ)

【相殿神】

  • 伊弉册神(いざなみのかみ)
  • 美都波能賣神(みずはのめのかみ)
  • 菅原道真朝臣(すがわらみちざねあそん)

ご由緒

ご由緒は引用です。

当社は村の鎮守社として鎌倉時代末期に創建され、天保二年には京都の神祇伯より正式に「正一位足穂稲荷(たるほいなり)大明神」の御神号を賜る。
現在は地域住民より「馬橋稲荷(まばしいなり)」と親しまれ、静かな神域で結婚式を挙げる方も増えている。

馬橋稲荷神社の境内

馬橋稲荷神社へお参りは、こちらの一の鳥居からです。
馬橋稲荷神社 一の鳥居
鳥居の前で一礼してくぐると、すぐに二の鳥居があります。

馬橋稲荷神社 二の鳥居(双龍鳥居)
二の鳥居は龍が巻き付いた双龍鳥居という珍しい鳥居で、都内には3ヶ所しかない鳥居の1つらしいです。
※他の2つは、「品川神社」と「宿鳳山高円寺境内の稲荷社」にあり、東京三鳥居とも言われています。

左側の柱に巻き付いているのが昇り龍です。
双龍鳥居 昇龍

右側の柱に巻き付いているのが降り龍です。
双龍鳥居 降龍

さらに進むと、三の鳥居が見えてきます。
馬橋稲荷神社 三の鳥居

三の鳥居を越えると、左手に手水舎があります。
馬橋稲荷神社の手水舎

石造りの手水舎で、こちらにも立派な龍がいらっしゃいます。
馬橋稲荷神社の手水舎の龍
いくつもの神社を巡っていますが、このような手水舎を見るのは初めてです。
お清めを行った後は、しばらく見入ってしまいました。

次は、随神門です。
馬橋稲荷神社の随神門
昭和50年に完成した門で、鎮座700年の記念に建てられました。
向かって右側には豊磐間戸命(とよいわまどのみこと)、左側には奇磐間戸命(くしいわまどのみこと)の二柱の像が祀られています。

さらに、天井には、直径75cmもある都内最大の開運鈴が吊るされています。
随神門の開運鈴
これだけ大きければ、ご利益も大きくなりそうですね。

豊磐間戸命(とよいわまどのみこと)です。
随神門の奇磐間戸命

奇磐間戸命(くしいわまどのみこと)です。
随神門の豊磐間戸命

随神とは主神に従う神様のことで、随神門には豊磐間戸命奇磐間戸命(櫛磐間戸命)の2神が祀られているのをよく見かけます。

天照大神が天岩戸(あまのいわと)から出て移られた宮殿の門を守護した神様で、
御門の神とされています。

随神門をくぐると、その先には三ツ鳥居拝殿が見えてきます。
馬橋稲荷神社 三ツ鳥居
写真の中心に見える朱色の鳥居が三ツ鳥居で、3つの鳥居が重なって建てられています。
三輪鳥居ともいい、
こちらも珍しい鳥居らしく、八の字を描くようにくぐることで、ご利益も3倍になるそうです。

三ツ鳥居をくぐると、その奥に拝殿があります。
馬橋稲荷神社の社殿

馬橋稲荷神社の社殿

額編には、左から天満宮、稲荷宮、御嶽宮と書かれていました。
馬橋稲荷神社 扁額

社殿の前にはお狐様(おきつねさま)もいらっしゃいます。
馬橋稲荷神社 右側の狐様

馬橋稲荷神社 左側の狐様

こちらは、境内にある末社厳島神社水神社です。
厳島神社と水神社

ご祭神は、市杵島姫神(いつきしまひめのかみ)美都波能賣神(みずはのめのかみ)です。

稲荷神社だけあって、境内にはこのような祠(ほこら)もいくつかありました。
稲荷社の祠(ほこら)

稲荷社の祠(ほこら)

参拝はこれで終わりです。
最後に、御朱印を頂いてから神社を後にしました。

馬橋稲荷神社の御朱印

馬橋稲荷神社で頂いた御朱印はこちらです。
馬橋稲荷神社の御朱印
※初穂料は、お気持ちです。

馬橋稲荷神社の詳細

参拝時間

参拝:24時間可

ホームページ

https://www.mabashiinari.org/

アクセス

最寄り駅

JR中央本線「阿佐ヶ谷駅」より徒歩約10分
JR中央本線「高円寺駅」より徒歩約10分
地下鉄丸ノ内線「新高円寺駅」より徒歩約10分
※多少の差はありますが、いずれの駅からも10分前後です。

地図

〒166-0004 東京都杉並区阿佐谷南2-4-4

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